Satoshi Labo diary

主にジョギングやマラソン大会の様子について書いています。

Running in Netherland, November 2016

Running in Netherland November, 2016

シカゴマラソンから約1ヶ月後の11月中頃、オランダ・スキポール空港に降り立った。今回は2週間の滞在予定だ。仕事で来ているので、走る時間を工面出来る分からないが、自己管理の一環として週に一度は10キロ程度は走って体調チェックしないと調子を崩してしまいそうだ。

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2つのジョギングコース

 

今回なんとか2回のジョギングを試みた。それぞれ10キロ〜13キロのコースを紹介したい。

 

 

1つ目のジョギングコースは、Eindhovenの街。1週目の週末、宿泊先の目の前のホッケー場やサッカー場のある公園を中心に走ってみた。緑が多く空気が澄んでいて気持ちの良い公園だ。

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ホッケー場が10面程あります。

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隣接するサッカークラブFC Eindhoven

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創立1909年だそうです。f:id:satoshikun37:20161211084001j:plain

100年前からあるサッカークラブハウスや体育専門トレーナー育成施設や国立のスイミングプール、さらには、スケートリンク、アイスホッケー場まで整備されている。これらの設備を目にするだけでもオランダのスポーツ文化水準の高さが推し量れる。正直羨ましい限りだ。そういえば、自分の知る限り、水泳、スケート、ホッケー、サッカー、どれもオランダは世界でトップクラスで活躍しているような気がする。

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スケートリンクの外観。

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スケートリンクのなかの様子。基本的に登録すれば誰でも滑ることができそうだ。

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これらの施設で働らく人材育成も含めて、国として投資していることが伝わってくる。その仕組みが整っていることが、ここのスポーツ文化水準を物語っているように見えた。幾つかスポーツクラブのパンフレットにも目を通してみた。子供達の育成プログラムが一通り整っている。そして土曜日の朝には小さな子供達のクラスが8時ごろから始まっていた。朝10時ごろには、シニアの年代の人たちがスケート靴をもって大勢リンクに詰め掛けていた。オランダのスポーツ文化は、アメリカの若者文化とも異なる、成熟した大人のスポーツ文化ともいえる。本当に羨ましい限りだ。

 

 

 

同じ公園内にあるスポーツ教育施設。スポーツ専門家を育成するための教育施設だとか。

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しばらく走ると馬が見えてきた。二頭とものんびりと過ごしていて、見ているだけでこちらが癒される。うっかり目の前の電線に触れて感電しないように気をつけないと。

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オランダの原風景のような景色を眺めながら、走り続ける。

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まるでゴッホの絵画のようだ。と思っていたら、彼の家はここからそんなに離れていないそうだ。空、水、木々の色合いが、こんなにも日本と異なるのは、なぜなのだろうか。北緯は日本と然程変わらないが、地形が随分と異なる。こちらは平地で、日本は山岳地帯が多く岩や石が多い。勿論それだけではないと思うが、とにかく水辺の景色が異なって見える。

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ゆっくりと1時間程度、約10キロ。 

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 2つめのジョギングコース

アムステルダムから電車やトラムで20分程度離れたところにアムステルダムRAIというところがある。その近くの動物園もある公園からスタートする。距離は10キロから13キロ。

 

何気なく走っていたら、本当に運良くオランダ名物の風車に巡り会えた。観光バスも朝から何台も止まっていた。私が行った時はメキシコから来た夫婦と立ち話をして、お互いに写真を撮って挨拶をした。

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そのあとはレンブラント銅像を眺めて、運河沿いのコースを進む。朝靄立ち込めるなか朝日に向かって走る。隣はボートがいいペースで追い抜いていく。負けじとこちらも少しずつペースを上げる。だいたいキロ4分30秒を切るペースくらいでしばらく進む。気温は5度くらいなのでそれなりに冷え込んでいるが、15分ほどすると温まって、幸い風も吹いていないので、冷えすぎずに済んでいる。

 

しばらく進むとレンブラントの家が右隣に見えてくる。このあたりに彼は暮らしていたのか。田園風景の広がる本当に風光明媚な環境にうっとり。。

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走り出してから、20数分たっただろうか、距離にして数キロ進むと交差点に差し掛かる。橋には、行き先表示版がたくさんかかっている。数字はキロ数だろうか。ここからUtrechtまで32キロか、走れなくはないな、などと無謀なことを少し考えてみたり。。

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橋を渡って反対岸へ。向きを変えて折り返しコースを辿る。

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先ほど運河沿い反対岸から見えた水車が目の前に迫ってくる。しかし巨大な羽だ。先週末のアムステルダムで体験した暴風雨を考えると、これだけ大きな羽があれば、相当な風力を活かして動力源に変えられるにちがいない。ここの風は本当に吹き飛ばされる勢いだ。

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標識はきちんと整備されている。

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ばってんは、この街の終点のサイン。街の境界線、世田谷区と狛江市の境みたいなものかな。

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ボートはトレーニング中で、コーチが自転車に乗って移動しながら指導していた。合計2桁以上のボートが練習していた。

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朝陽に照らされる放牧の景色。

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スタート地点に戻ってきた辺りの運河で橋の上から。

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このコースまた機会があれば走ってみたい。では!