久しぶりに記載。
年度末の時期に、この1年を振り返ってみたい。
一言でいうと、COVID-19に試された12か月だった。
2020年3月COVID-19には何も関係のないトイレットペーパーが店頭から無くなり、高値で転売されていたことを昨日のことのように思い出す人も多いのではないでしょうか。
また、システムデザインが脆弱で、論理的な設計と実行があまり得意ではない日本の仕組みをこれでもかというくらい皆が体験した。
そして、COVID-19は夜行性でもないでしょうね。時間で行動を制限することに納得感が得られない中でストレスが高止まりしている日々を365日過ごしてきた。
翻弄されたという部分も大いにあるし、考えさせられた、考えざるを得なかった。
また、自分の在り方、生き方を振り返って再考する機会を与えられた。
生活リズムを整える、自分と家族の健康、仕事とのバランス、職場環境改善など様々な日常生活の場面の点検と見直しに迫られた日々だったと思う。
その過程ではよいこともあれば、そうでもないこともあったように思われる。
それも考え試行するプロセスの1つとして捉えて進められれば、良いということも様々な場面で試してみて、実体験として得られた成果かと思う。
物理的な行動範囲は限定されたが、ノイズが除去された一方で思考のフィールドは広がり、精神的な強さは増した。
レジリエンス(弾性・回復力・しなやかさ)を日々試して習得することが出来た。
これは人生の後半を歩むうえでとても貴重な意味のある時間になった。
まだまだこれからCOVID-19は私たちの生活を変えていくでしょう。
わたしたちは進化するのか退化するのか。
少なくともきちんと自分の頭で行動する、情報を鵜呑みにしない、Why?を大切に、Comfort zone(快適な空間)から一歩抜け出る、その考える力が進化であることを期待したい。